経歴
アマンダ・ブラウンは、作曲家、ミュージシャン、ソングライターとして多方面で活躍している。2000年から舞台や映画の音楽に携わっているが、それ以前はいくつかのバンド(特に有名なのは「The Go Betweens」)でバイオリン、ギター、マンドリン、オーボエを演奏するマルチ・プレイヤーとして活躍した。
映画音楽では、長編映画「Here Out West」、「Babyteeth」「Son Of A Lion」などを作曲した。また、ドラマシリーズ「RFDS」、「The Secrets She Keeps」、「On The Ropes」(Endorphinとの共同制作)の音楽を作曲した。 アマンダは数々の映画音楽賞を受賞しており、2020年には映画「Babyteeth」と「Brazen Hussies」の2つでオーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞(AACTA)を受賞した。
アマンダは作曲家や作詞家のキャリアのすべての段階における公平な報酬と権利の熱心な支持者である。また、多くの映画音楽の作曲家の指導や助言を行ってきており、音楽業界の女性を激励し、後押しすることにも熱心に取り組んでいる。
アマンダは、30年に亘ってAPRAの会員であり、2015年からは理事を務めている。2021年に米国アカデミー賞の選考・授与などを行う映画芸術科学アカデミーの新会員(音楽部門)となった。